トーレス・デル・パイネ国立公園 トレッキング(2019/12/24~2020/1/5)

 2019年末にパタゴニアのパイネトレッキングに行ってきました。

※トーレス・デル・パイネ国立公園とは南米チリ南部のパタゴニア地方の国立公園で日本から最低3回は飛行機の乗継の必要がある場所です。

年末年始の休暇に結婚式休暇をプラスし、約2週間の休みでなかなか行けない地域に行こうということになり、ニュージーランドトレッキング三昧と南米が候補に挙がった。パタゴニア・フィッツロイやパイネ、初めはボリビアのウユニ塩湖や最短2日で行けるという6000m峰のワイナポトシ、ペルーのマチュピチュ、インカ帝国など色々考えたけど時期柄日本人や観光客が多そうだし、何より有名どころは行きたくない思いもあり(それでも十分有名どころだけど…)パタゴニアに絞り込んだ。あのアメリカのブランドのパタゴニアのロゴにもなっているフィッツロイは見に行きたかったけど、トレッキングの旅で2週間は時間が余りそうなのでやめて、パイネ国立公園に決めた。


調べ始めて色々困難が分かってきた。トレッキングルートに入るには宿泊先の事前予約が必要で、テントはキャンプ地以外不可。キャンプ地はコース上にあって3社の会社(民間2社の公的な施設1)が各キャンプ地を運営していて、1社だけでは完結できない(→行動時間的に不可)。英語もほとんど通じない。などなど。


その他、主なやる事はこんな感じ

 ①キャンプ地の予約

 ②トレッキングのスケジュール

 ③移動方法

 ④ガス缶の入手方法

 ⑤食料調達

 ⑥プエルトナタレスからアマルガへのバス予約(現地窓口で)

 ⑦街での宿泊先


こんな感じで情報を調べ始めたのが確か4月頃。

ルートなどをもう少し調べた。


パイネ国立公園のコースMAPwebで探してコースを調べたり、入園の仕方を調べたりした。この時点で分かったのは①主なコースは最高峰のパイネグランデその他の山々を一周するOcircuitと南側半分ルートのハイライト部分をWの字に歩くW–circuit2種類。トレッキング開始の玄関口は何ヶ所かあるけどアマルガという地点が一番交通の便が良さそう。②日帰り以外の入園は、小屋泊・テント泊にかかわらず宿泊先のキャンプ地の事前予約が必要。③日本からパイネ国立公園の玄関口の地アマルガには、日本から飛行機1回乗継しチリの首都サンティアゴへ行き、そこから国内線でプンタアレーナスへ行きそこからさらにバスでプエルトナタレスという町へ移動する。プエルトナタレスから1日に2本くらいのバスに乗ってようやくパイネ入り出来る。飛行機3本、バス2本乗る必要がある。調べた限り、日本を12/24午後に出てプエルトナタレスに12/2521:00頃に到着・宿泊先にチェックイン、翌日バスでアマルガ入り、これが最短だった。


行き方を調べたところで、キャンプ地と宿泊地が決まらないと航空券その他の予約が出来ないので、キャンプ地の確定をしたいのだけど、キャンプ地の予約がこの時点では開始していなくて定期的にチェックする日々が続く。


ある時チェックしたらすでに始まっていて、予約も埋まっている。。。

完全に油断していた。この日からは数時間おきにチェックするような生活。

空いていたらスケジュール外・どこであろうととりあえず即予約。そんな生活をしていたら予約できたキャンプ場が増えてきて、改めてスケジュールと照らし合わせ・修正して、予約していたキャンプ地をキャンセルしていく。どうしてもスケジュール的に長時間行動になるから間に1泊入れたいところがあったけどそこは最後まで予約できず。希望とは完全には一致してしなかったけ、夏頃に宿泊地の予約が完了した。


キャンプ地の予約が取れたので次は航空券の予約をする。

下調べ時には空きも普通にあって、お値段も(確か)10万円台だったのに大分値上がり始めていた。空きも少なく、値段も日本チリ・サンティアゴ往復で結局25/人くらい気がする。それに加えて、サンティアゴからプンタアレーナスへの航空券とプンタアレーナスからプエルトナタレスへのバスの予約を済ませた。プエルトナタレスから登山口までは予約はできないぽいので現地にて。


街での宿泊先は入国日と最終日の宿泊先が同じになるように、後は綺麗そうなところで適当に決めた。


宿泊地予約、航空券予約、スケジュールで疲れ切って、ガス缶・食糧の入手方法などは少し調べたけど、有名なトレッキングルートだし中入ればなんとかなるだろと思って出かけることにした。


12/24

結婚式の翌日。朝起きて6時間遅れているとわかったアエロメヒコ。とりあえずすぐ支度して空港に向かう。前の便が遅れて従業員のレスト?があるから遅れているとかなんとか。次の便とか提案してくれるけど、6時間遅れで経由地のメキシコに着くのでは次の乗り換えに間に合わない。次の乗り換えに間に合わないとその後全ての予定に間に合わない、全ての予定がキャンセルの危機。行き当たりばったりでニュージーランドに行っちゃうか?なんて話をしていたら大分時間が経ってデルタの空きを探してくれて変更(その後の帰国危機に繋がる)。おわびの空港内で使える商品券をくれたのでお寿司を食べ、搭乗し17:50日本出発。


商品券6000円分の寿司達

  

今回の荷物

 


12/24 

16:05 アトランタ着。乗り換えまで時間があるのでアトランタ市内をうろつく。

シャトルバス20-メトロ15分くらいで栄えていそうなファイブポインツという駅へ。駅付近はスラム街みたい。オリンピック公園とその周辺を散策するもお店はほとんどやっていないし面白そうなものは無い・・・空港に戻って22:25サンティアゴ行きの便に搭乗する。


デルタ快適でした。
アトランタの公園にて
アトランタ市内の電車の券売機

12/25

9:45 サンティアゴ着。

朝日登るアンデス山脈を見ながらのフライトはとても良かった。入国手続き済ませて現地のSIMカードを購入する。自分のSIMフリーiPhoneに挿すも自分のは使えず、テザリングなら他のiPhoneiPadで通信できた。中をふらついてみるがキャンプ用品などは売っていない。昼食食べて時間潰して13:00過ぎサンティアゴ出発。

シートはレカロでした。

北米南米ともこの手の食事が多い

16:45 プンタアレーナス着

電車の駅くらいのこじんまりした空港。怒り狂ってるおばあさん店員のいるお土産屋とレストランがある程度。ここもキャンプ用品は売ってない。夕食食べて、バス停を確認したりして時間を潰す。出たら直ぐにバス停あり。予定の時間を過ぎてもバスがちっとも来ないのでよく調べてみたら、予約していたバスは空港からひとつ先のバス停からだったことに気づいた。乗るはずだったバスはすでに出たやつだ。。。今更どうしようもないのでしらばっくれて、1本遅いのにさりげなく乗り込むことにした。チケットのチェックもあったが特に何もなくやり過ごす。多少空き席があったから見逃してくれた?

プンタアレーナス17:15出発。

プンタアレーナスの空港

空港からのプエルトナタレス行きのバス。

結構快適なバスで未舗装路を100km/hくらいで猛スピードで走ります。


21:05 プエルトナタレス着

21:05到着してバスステーションで翌日のプエルトナタレスアマルガ往復のバスを予約購入。アマルガから公園までは現地支払いでシャトルバス有料らしい。ちなみに英語は話せない。と言うかここだけじゃなく、チリに入国したら空港ですら英語を話せる人はいない。観光地とかにももちろんいない。英語を話せる人がいたらレアと考えた方が良いかも。


プエルトナタレスのバスステーション。ここで翌日初のバスのチケットを買います。スペイン語です。。。

 


プエルトナタレスのバス停から宿まで少し写真を撮ったり寄り道して15分歩いて宿。宿にチェックイン。食料やガス缶、飲食店の情報をオーナーから得る。さすがにその時間はスーパーは閉店してしていて食料は買えない。ガス缶はアウトドアショップが1軒やっていたけど売り切れで無い。宿にあった宿泊者の寄付品(残容量推定15分分くらい)のやつを頂くことに。帰りに新品寄付した。

食事はダウンタウンに行けば2:00くらいまでやってるらしいがこの日は教えて貰った近くのベースキャンプというオーナーおすすめのお店へ。あとでそのオーナーも登場した。22:00過ぎ。店内入る前に、客どうしのケンカのとばっちりで投げつけられた岩が危うく足に当たるところだった。さすがラテンの国だと思った。


23:00頃ようやく暗くなる。

この街は安全なので夜出歩くのも大丈夫らしい。

10分程歩いて宿に戻る。国内出てから日付戻ってるし、トラブルもあったりで1週間くらい旅してるような感覚になったけど、久々に布団で寝るので長い初日が終了した感覚もあった。

初日と最終日の宿


宿のオーナーに教えてもらった飲食店

【トレッキング編】

12/26(1日目)晴れ(行動時間5時間10)

5:30起床。朝ごはんは宿の用意してくれていたパンやサラミチーズ、シリアルなどをお好きな形で食べるスタイル。コーヒーもミルク、紅茶もある。

お弁当用にサンドイッチを作ったりしてたらドタバタしてギリギリの時間に宿を飛び出し走って7分程でバス停へ。バス停はトレッカーでごった返している。


7:04プエルトナタレス出発

ニュージーランドと違い、荒れた感じの広大な大地。

信号などなし。未舗装路をノンストップ100km/hくらいでアマルガにむかう。

出発して1時間くらいでセロピナクロ?がみえはじめ、その奥にはセロトーレ?らしき岩峰が。さらに20分くらいしたらパイネの山々が。バスから初めて見たトーレスデルパイネは山頂が雲に隠れていたものの岩峰と雪に覆われた岩肌に圧倒された。この山をみながら数日間トレッキングできることにワクワクした。

アマルガ行きのバスの車内。こちらも快適。こちらも飛ばします。


8:50頃玄関口のアマルガ着。

レンジャーからバスの中で説明受けたあと、レンジャー施設でビデオみてフォームに記入する。結構な人数待っている。50-100人くらい? 入園許可の用紙に記載。項目は日付、名前、日帰り、OWどちらかをレ点。禁止事項にチェックする。これを提出し支払い2人で42000チリドル。地図もらい9:35諸々手続き終わってセントロ行きのバスに乗車。15分くらいで到着。受付で宿泊予定をチェックされ、ルートに入るお許しを得る。10:30トレッキング開始。ここの売店にもガス缶は売っていなかった。

map
2019−2020シーズンのMAP
2019−2020シーズンのMAP裏面

アマルガのレンジャーステーション。ここで入園手続きとMAPをもらいます。

ちゃんと数えたわけじゃないけど100人近く並んで30分くらいかかったかな。

アマルガからセントロ?登山口へまたバスで移動。10分くらい。
お土産コーナーはあったけどガス缶は無し。
日本人夫婦に撮ってもらいました。

さて歩くか!ってタイミングで前から日本人らしい人が歩いてくるなーと思っていたら「写真撮ってください」と。チリで初日本人遭遇でした。聞くと、夫婦+小さい子を背負いWを回ってきたらしい。良い所だったと楽しんで来てくださいと見送られて僕らは出発した。


10分ほど遊歩道的なところを歩いたら分岐で周回コースの方へ進む。そこからしばらく林道を進むといよいよトレッキングルート。初めは泥との戦い。水気が多い環境で水たまりやぬかるみが点在する。途中泥を避けるために脇の茨を掴んだりしながら進む。結構疲れる。途中で景色見ながら作ってきたサンドイッチ食べたりしてのんびり進む。だんだん開けてきて右には川。壮大な景色。お花畑が出てきていい感じになってきた所で蚊に襲われる。髪の毛の上からも刺される。半袖では無理。レイン着込むと汗かくからか余計に集まってくる。止まると蜂の巣にされる状態。。。蚊から逃げるようにして15:40SERONキャンプ場到着。

草のふかふかの良い感じのところにテントを張り、シャワーを浴びて、お願いした夕食の時間までゆっくりして過ごした。

歩き出してからSERONキャンプ場までの風景




<SERON(fantastico sur)キャンプ場>

水、シャワー、テン場は草の上。食事あり(宿泊者が終わった後)。ポテトチップス程度のお菓子の販売。キャンプ用品の販売はなし。炊事場あり。屋根付きベンチ、ガス缶捨て場、その他ゴミ捨て場あり。




12/27 (2日目)雨時々晴れ(行動時間15時間20分)

朝起きたらダブルの虹と朝日。素晴らしいものが見れた。食事は持参したアルファ米。

バーナーに火を付けようとしたらマッチの残量が10本程度。マッチは朝夜で1本づつしか使えない。ガスも少ない上にマッチも節約しなければならなくなった。

6:25発 

トレッキングルートは6:00以前には入ってはいけない事になっています。

また、各ポイントを出発できる時間も決められています。ランナー的に言うと出発関門時間?


この日は出だしは小雨。登山靴・レインでスタート。

川沿いの傾斜地に作られたトレイルをお花畑、湿地などをアップダウンを繰り返しながら超えていく。1.5時間くらい歩くと峠に向けての登りで登り切るとマップにもある強風地帯。

しばらく強風を正面から受けながら川沿いの傾斜地を進む。この頃には雨も上がってレインを脱ぐが、今度は蚊の襲撃。こちらの蚊、日本の蚊と違って可愛らしく挿してくるなんて優しい感じじゃなく、Tシャツの上から髪の毛の上からでも刺す感じで襲ってくる。それも大量に。ほんと襲撃。虫除けを持ってこなかったのを本当に後悔した。ルート上にはいくつも水が流れており飲み水の心配はなし。



10:30 レンジャーステーション着。

ここは通過点。ここで通過の記帳をする。マップによるとここまで3hらしいがすでに4hかかっている。そんなに遅いペースで歩いていないんだけど途中のキャンプ地が最後まで予約出来なかった為、この旅最長の区間だけに不安がよぎる。補給をして10:50出発補給の間もひたすら蚊に襲われた。素晴らしい景色や、ひどくなる泥濘み、蚊の襲撃にペース上がらず、次の出発関門だけ意識して進む。広大な自然の中に放り出された自分達しかいない感覚。少し歩き疲れてきた頃、14:10ディクソンキャンプ場着。の本当はここに泊まりたかったけど予約取れず、ここも通過点。17:00までにはここを出発すれば良いので50分の大休止。キャンプ場の売店でチップス・コーラを補給して、行動食としても確保。この旅の行動食は1日カロリーメイト2人で1箱なので大変助かる。


15:00ディクソンキャンプ場出発。この頃から蚊はいなくなったけど、ここからは修行だった。次のキャンプ地までは標高400mの登り基調。この旅最大の泥濘みゾーンで樹林帯のひたすら歩く。峡谷沿いを歩くので滝を見れたりしたけど、途中雨が降って来たりもして正直辛い区間で記憶と写真があまりない()。何時間歩いたかわからないけど、樹林帯を抜けると河原みたいなゾーンで氷河風に乗った雨が全身を叩き付けパタゴニアの厳しさを知った。そこからはキャンプ場は直ぐに着いた。21:45 ペロスキャンプ場着。行動時間15時間20


薄暗くなってきているので、受付しすぐにテントを張る。良い場所は残っていないけど雨降っても水が溜まらないところを探した。ご飯だけ食べて、疲れ果てて直ぐ就寝。多分23:00くらい。1日目よりも標高も少し上がって風も強いため気温が低く夜中に何度も目が覚めたけど眠れないほどではなかった。ここの売店はガスはもちろんお菓子も売っておらず。ただライターだけは買えたのと、残量少のガス缶をもらった。


<Los Perros(Vertice)キャンプ場>

水、シャワー(多分)、テン場は林の中で土or落ち葉。食事不明(多分なし)。室内炊事場あり、キャンプ用品の販売はなし。炊事場あり。屋根付きベンチ、ガス缶捨て場(リユース)、その他ゴミ捨て場あり。


12/28 (3日目)晴れ(行動時間11時間)

5時起床。寒さでよく眠れず、眠さと疲れが残った感じの朝。アルファ米を作るための最低限のお湯を沸かし暖かいうちにかきこむ。ご飯食べ終わったら早々に出発。


今日のこの区間はOcircuitで一番の峠超え区間。600mの登り Paso峠が待ち構える。この日もまずはぬかるんだ樹林帯を進む。この日の樹林帯のぬかるみもすごく、足つく場所間違えたら膝上くらいの深さの田んぼか?!と言うような悪路が続く。2時間くらい耐えて歩くて樹林帯を抜けると北アルプスを思わせるパノラマビュー。斜度が急になってきてスピードダウン1名。そしてザックが一つ増える者1名。。。途中沢を横切ったりして登っていくと、雪渓が登場する。北アルプスのGWくらいの雪質。数100mくらい進んで峠が近づいてくると徐々に風が強くなり雪もちらついてきた。そして峠に着く頃には流石に疲れてきたけど、そんな事は忘れてるほどの景色が飛び込んできた。峠から正面を見下ろすと、初めて見る広大なグレイ氷河、その大きさとそこにかかる虹、正面には雪を纏った岩峰達。見た事ない風景に感動した。強風に耐えながらしばらく景色を目に焼き付けて歩き出す。ここからは激下り800m。さらに今日のキャンプ地まではさらに400mの下り基調が続く。










グレイ氷河を右手に見ながら、氷河が見えたり見えなかったりする背の低い木の樹林帯の斜面の登山道を下りながら回り込んでいく。2時間半くらい経ったけど氷河の末端はまだ遠い。段差も大きくて足にキテ、ないはずのテントが森の中に見え出した頃、ようやく中継地のCamp Pasoに到着。お昼ご飯で大休止した。今日のこの先のルートは目玉の吊り橋3連チャンがある。さっきまでも風が強かったけど、ここから先はさらに氷河風が強く、暴風が吹き荒れてた。耐風姿勢と言うか身を屈めて全く動けない時間帯もしばしば。少し弱まったタイミングで手をつきながら進み、また耐えるみたいなのを繰り返した。目玉の吊り橋は想像より長く、高く、スリリング。加えて暴風に吹かれひっくり返りそうなのをヒヤヒヤしながら渡った。氷河の末端に近づいてくると風も弱まってくる。名前わからないけど、パイネの岩峰も見えてきた。傾斜も小さくなってきてアップダウンも少なくなってきた頃、手ぶらの観光客風トレッカーとすれ違うようになってくる。そんなトレッカーを見ると、丸3日間歩いてきた(そんなくくりはないけど)裏登山道のそろそろ終わりを感じ、表銀座登山道に期待が膨らんだ。氷河の末端を超え、流れた氷河が集まっている湾のようなところを超えたところでこの日のキャンプ地のGreyキャンプ場に17:15に到着した。


キャンプ手続きを済ませ、テントを張りにいく。遅着なので良い所はほとんど埋まっていたけどまぁまぁのところに張れたが、シャワー浴びに行って帰ってくると、さらに遅くきたパーティーがほぼ真横に張っていて気分減少。。


ここはバー見たいなのがある。

連日の悪路10時間超えの頑張りのご褒美という事で、ピザにバーガーをつまみにカクテルを楽しみました。


<GREY(Vertice)キャンプ場>

水、シャワー、テン場は草の上。食事あり(宿泊者が終わった後)。ポテトチップス程度のお菓子の販売。キャンプ用品の販売はなし。炊事場あり。屋根付きベンチ、ガス缶捨て場(リユース)、その他ゴミ捨て場あり。



12/29(4日目)晴れ(行動時間7時間45分)

この日も6:00 に起床し、飽きてきたアルファ米に親子丼。7:45  旅開始前にキャンプ場を出てグレイ氷河の観光へ。片道15分くらい歩いて湖畔へ。氷河の末端を見渡せて美しい景色に感動。一通りハイキングしてキャンプ場に戻って準備して10:30旅再開Greyキャンプ場を出発しました。



しばらくは湖の左岸の低い立ち枯れの見晴らしの良く最高のエリアを歩く。この日もお天気最高のトレッキング。Grayからこちら側は完全に表銀座的な感じで観光客も目立つ。表側だけあって、景色も終始最高で、この日は時間に余裕があったので所々でお茶したり写真を撮ったりして歩いた。本当にどこまで行っても景色が良く最高。湖が正面に見えてきた頃、左手にホールケーキのような形をした特徴的な山が見えてきた。初めて見る山容に感動した。程なくし16:00位にこの日のキャンプ地Paine Grandeに到着した。


受付を済ませ早速テントの場所選び、山の見える前列に陣取った。三方向を絶景の山に囲まれ正面に湖。綺麗な芝生。日本も含め、控えめに言っても最高のキャンプ地だった。テント張ったのち買い出しととりあえずのビール。買った卵を片手にビール飲みながら景色見ながら歩いていたらキャンプ場内の木道から足を踏み外して卵を死守した代わりに腕と膝を強打し出発前に買ったおニューのパンツを破いてしまった(TT)寒くなる前にシャワーも浴びて夕食。この日に限らず、売店などで軽食があれば迷わず買って食べ、なければ手持ちのアルファ米がこの旅のスタイル。この日は売店やBARには良いものがなかったけどレストランで聞いてみたら食事OKとのことで申し込んだ。夕飯まで時間があったのでホテル内の探索とパノラマビューのBARで軽めにお酒を楽しんだ。時間になったのでレストランに並ぶ好きなものを自分で取れるスタイル。詳しくないけど南米的な料理が並んでいて、ビーフや豆・じゃがいもの料理があった。せっかくなので外の山の見えるテーブルで食事を楽しんだ。南米料理は結構好みっぽい。とても美味しかった。


<Paine Grande(Vertice)キャンプ場>

水、シャワー、テン場は草の上。食事あり(宿泊者が終わった後)。ポテトチップスや多少の食品お菓子の販売。キャンプ用品の販売はなし。屋根付き炊事場あり。ガス缶捨て場(リユース)、その他ゴミ捨て場あり。

GreyからPaineまでは最高のトレッキングルート







特徴的な山が見えてきた。
出発前々日くらいに買ったあミレーのパンツ。
ビール飲みながら歩いていたら桟橋から落ちて転んで切ってしまった。
右手のビールと左手の生卵は死守した…
この桟橋で転んだ。。。
トレッキングルート中最も眺めの良いキャンプ場だと思う。




この日の夕食。この旅初めての南米料理かも。

12/30(5日目)晴れ

5:30起床。この日は途中山登りがありまぁまぁの長丁場の行動時間約10時間。朝はいつも通りのアルファ米を食べ、6:20頃朝焼けに染まるPaine Grandeの山を見ながらキャンプ場を後にした。ずーっとPaine Grandeの山を見ながらのトレッキング。この日も非の打ち所がない素晴らしい景色が続く。2日連続で記録更新、最高の景色。2時間半ほど歩くと1人用の吊り橋が出現してItaliano ranger stationに到着。ここからBritanico lookoutまで片道約3時間の登り登山。荷物の置き場があったので、海外で少し怖かったけど荷物をデポしBritanico lookoutをめざす。旅も5日目久々のしっかりした登りで足にくるが予想時間通りまずはMirador Frances Lookout着。しばらく断崖絶壁の斜面の雪崩鑑賞をしながら写真撮ったり景色を楽しむ。先に進む。何時間か歩くと景色が開て360°Pineの山々のパノラマビュー!写真撮りすぎてフィルムが足りない。あと少しでBritanico lookoutって所でこの旅2回目の日本人と遭遇!日本のブランドであるファイントラックのTシャツに気付いて声かけてくれた。実はそれを狙って普段あまり着ないファイントラックのTシャツを着ていたので少し嬉しかった。軽くお話しして別れ、数分してBritanico lookoutに到着した。軽々しく最高って書きすぎだけどここも最高に気持ちが良い。ここも360°山に囲まれて小高くなっているので中心に浮いているような感じ。人も多く写真に他の人が写り込んじゃうけど良い景色でした。小一時間写真撮りまくったりして下山。降りながら見る景色も素晴らしい。


Italiano ranger stationに戻ってきて15:30頃に出発し次のキャンプ地に向かう。ほぼフラットな道を30分位進んだらキャンプ地のFrances キャンプ場に到着した。ここは樹林帯の中に作られたキャンプ場で常設のテントに宿泊。受付済ませテントに荷物投げ込んでレストランへ。このキャンプ場、全体的に斜面にあるので縦長なキャンプ場でテントからレストランまでそこそこ斜度がある下り坂かつ500m位?距離もあって呑んだあと戻ってくるが少し辛かった。5分くらい歩いて到着すると夕食はダメだったけど、ピザはあるってことで軽食は頼めたのでビール、ピスコと共に夕食にした。ここまで電波とは無縁だったけど、カード支払いで通信できたので30分ほど旅の無事を家族に連絡などをした。コテージなどの食事予約していた人の時間になったのでレストランは追い出されテントに戻った。翌日の準備などしシャワーを浴びて就寝。シャワートイレも綺麗で快適。


<Frances((fantastico sur))キャンプ場>

水、シャワー有り。テン場は傾斜地に木で作られたテラスの上の常設テント。食事あり(宿泊者が終わった後)。販売。キャンプ用品の販売はなし。炊事場あり。屋根付きベンチ、ガス缶捨て場(リユース)、その他ゴミ捨て場あり。


毎朝2人で一合のアルファ米を食べていました。
朝焼けが美しかった




ここに荷物をデポして往復します。
水場。ほとんどの水場はクリーム色しています。
構わず生水飲んでいました。




レストランには古地図が飾ってあった。
綺麗なシャワーでした。
トイレも綺麗でした。

12/31(6日目)晴れ

この日は長丁場なので6:10には出発した。この先トータル1000m近い登りが待っている。Torres lookout700m登って下らなければならない。出だしは湖の湖畔を歩いて行く。足元のコロコロした石が綺麗だけどとても歩きにくい()2時間位歩くと本当は泊まりたかったけど予約の取れなかった、Los Cuernosキャンプ場へ到着。ここも素晴らしいローケーションでレストランも覗いてみたけど良さそうだった。ここに泊まれればこの日の工程がとても楽だったはず。


右手に湖、左手に緩い斜面。歩道以外は草に覆われ、低木は少ない見通しの利くのシングルトラックを約6時間ひた歩く。景色最高だけど、川を渡ったり地味にアップダウンも多く流石にそろそろ足が少し痛くなってきた。疲れも溜まってきた。湿地もあり迂回したりハマったりで疲れる。Torres lookoutまではピストンなので、Chilenoキャンプ場の手前の分岐の一通りの少ない登山道脇に荷物をデポしTorres lookoutを目指した。途中のChilenoキャンプ場には13:15に着き、補給などで30分休憩した。ここからはMAPでも分かるように明確な登りが始まる。旅も終盤、疲れも溜まってゆっくりしか進めない。時間は結構余裕はあるはずだけど、途中関門があるのであまりゆっくりしていると目的地にたどり着いたつけない可能性があるので休憩少なめで歩き続ける。なんとかほぼ予定通りで14:40Torres ranger stationへ。トイレ休憩し最後の登り1時間ここがなかなかキツかった。さすが一番のメインスポット、登りも下りも観光客の数がものすごい。時間帯的にもどんどん下ってくる。でも日本と違っていちいち止まったりせずスマートにすれ違うから渋滞などはなくストレスはなかった。息のあがる急な岩場を耐えるとついにBase de las Torres lookout15:50到着。Torres del Paineが出迎えてくれた。まさにこれはガイドブックの表紙にもなっている写真と同じだ。感動。時間的に人も少なくゆっくり眺めることができ大満足。写真も撮りまくって、ゲートクローズ時間が近づきレンジャーに追い出されるように16:35下山開始。


まだ1泊残っているけど、トレッキングとしては今日このあとの数時間の下山で終わってしまう。。。これまでのトレッキングが懐かしく思った。デポ地で重いザックを拾い、キャンプ地に急ぐ。目的のなくなった最後のトレッキングはなかなか辛く、足も余計に痛く感じた。観光客と共に下山していると茂みの方を指さしなんかザワついている。指差す先には、なんと野生のピューマが!初めて見た。姿勢がカッコいい。望遠レンズで観察しながら写真撮っていると、ピューマの歩く方向が登山道横切る方向を向いている。怖くなって、盛り上がっている観光客を横目に急ぎ足で歩く。結構近くまで接近し通過することができた。怖かったけど近くで見るとネコみたいで可愛くもあった。旅の終わる悲しさで気分は下がり気味だったけどウサギや鳥などの野生動物で癒された。ここは野生動物の楽園だった。長らくお邪魔していたけど今日で最後。動物との境界のゲートを潜って車や建物が見えた時5日間のトレッキングは終了した。20:30Central キャンプ場に到着した。


売店が閉まる前にお酒買って、テント張って、シャワー浴びて、残り物のアルファ米などでご飯を食べていたら周りが急に騒がしくなって何かと思ったら年が明けていました。そいやここにも日本人のペアがいました。食事時少し会話をし人がいなくなった炊事場でPaine最後の夜を名残惜しんだ。


各国から訪れています。ヨーロッパが多いみたい。
道の途中のLos Cuernosキャンプ場に貼られていました。
パタゴニアにきてよく見るペンギン


この辺のエリア湿地帯で沼化していた。

この手前の登山道脇に荷物をデポして往復しました。



パンフレットにも載るような一番有名な場所。絶景でした。





ピューマに遭遇!
ようやくスタート地点の最後のキャンプ場に戻ってきました。
パタゴニアでは最初から最後までどこでもオーストラルのビールでした。
この中で飲みながら年を越していました。
ここにもガス缶捨て場。
最初から最後までガス缶捨て場を漁りました。

1/1(7日目)晴れ

この日は昼過ぎの街行きのバスに乗るのみ。遅めの730頃起床。

残量調整し尽くされた残り1食分のアルファ米を食べ残飯処理。コーヒー飲んだりしてゆっくりした後付近を散策。本当はホーストレッキングをしたく聞いてみたら予約でいっぱいだそう。パタゴニアの地でのホーストレッキングは持ち越しとなりました。仕方ないのでLas Torres hotelで良さそうなバーがあったので〆のお酒にしました。お高いカクテルでしたが値段に見合うとてもおいしいカクテルでした。このトレッキングはピスコに始まりピスコで終わりました。ゆっくりしてたらだんだん時間がなくなってきて、テント撤収してバス停に着いたら出発の10分前でした。14:00のバスに乗り17:00くらいにプエルトナタレスに到着、直ぐに宿に戻って街に繰り出した。一度くらい街で南米料理を食べたかったので、食べられそうなお店を探したけど1/1だからか開いている店が少なく、見つけるのに苦労したけど、結果的にいいお店が見つかった。席ついて色々安いなーと思ってたくさん頼んだらすごい量が出てきて食べきれなかった。22:00過ぎ腹ごなしで遠回り散策し宿に戻った。22:00過ぎても安全な街でよかった。


最終日の優雅な朝。あとは昼過ぎのバスに乗るだけ。



Las Torres HotelのBAR。最終日なので昼間からカクテルを飲みました。




ホーストレッキングしたかったけど予約いっぱいでした。
プエルトナタレス最後の晩餐でしで食べまくりました。

1/2晴れ

お世話になった宿のオーナーに別れを告げ、午前中発のバスに乗り込む。

プエルトナタレスからプントアレーナスの空港へプントアレーナス空港からサンティアゴ空港にここまで順調に戻ってきた。


が、チェックイン時にトラブル発生。帰りの席が予約されていないトラブルが。そんなはずないと行きに予約した時の予約番号を見せても予約されてないと言われる。。。スペイン語でイマイチ状況がわからない状況で、質問したりJALに電話したりして1時間以上は経ったかな?途方に暮れ出発時間が迫ってきたところで受付の人から席ありましたと。行きにエアロメヒコ遅延で便変更した時に予約番号は書き換えちゃいけないところを行きのカウンターの人が書き変えちゃったみたいで新しい番号となってしまい見つからなかったみたい。危うくチリに取り残されるところで搭乗することができた。


ドタバタして疲れて時間は忘れちゃったけど、

1/3朝、J.F.ケネディ空港に到着。入国手続きに結構時間がかかってようやく入って、JALのターミナル遠く、カート押して電車移動してようやく到着。ここはトラブルなくチェックインし出国前に最後の食事・お土産を買って終了。


1/5()羽田空港に戻ってきて無事帰国。楽しい旅となりました。


【あったほうがよいもの

ワイヤーロック(荷物預けた時用のカギ)

ガス缶

カード(JCB)

お金

風呂用具(キャンプ場にシャワー有り)

ストック

帽子・日焼け止め・サングラス

レインウェア

サンダル

虫除けスプレー


【その他、事前準備など】

・キャンプ地の予約

・トレッキングのスケジュール

・移動方法

・ガス缶の入手方法

 →必要な場合入山前に1日買い物の日を確保したほうが良い。

食料計画・調達

・不要な荷物のデポ先(宿泊先に置いておけるか)

・プエルトナタレスからアマルガへのバス予約(現地窓口で)

・宿泊先(キャンプ地)決める

・宿泊先(プエルトナタレス市内)

 →行きと帰りの宿を同じにして不要な荷物をおけるようにするとラク。

→トレッキングルート上で購入できる所はほとんどない。

・予防接種(今回はなかった)

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